世界的な演出家さんが教えてくれる最高のレストランとは?
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ブロードウェイで初アジア人演出家
宮本亜門さん、ミュージカルの演出家さんです。2004年の「太平洋序曲」でブローウェイデビューをされました。しかも、アジア人では初めての演出家ということで注目されましたね。2005年のトニー賞も4部門でノミネートされているんだから、世界的な演出家と言って過言ではないでしょう。
その亜門さんが紹介するレストランは4つ。
元祖オムライス
銀座生まれの亜門さん。お父様が銀座で「茶房 絵李花」という喫茶店を経営されています。新橋演舞場前の立地ということで、劇場までコーヒーやサンドイッチの出前をしていたそうです。亜門さんもお父さんについて舞台裏まで出前に行ってて、そこで舞台の裏方というものに興味を抱いたそう。
そんな亜門さんは、4,5才の時から、銀座の超有名店「煉瓦亭」に通ってオムライスを食べてたそうです。
こちらのオムライスは1900年ごろ「まかない」として誕生したそうです。
大阪の「北極星」と並び、元祖オムライスと言われます。
今でこそ、半熟系だったり、ソースにこだわりがあったりと進化を遂げたオムライスですが、こちらは元祖。
とは言え、中がトロッとしていて美味しいそうです。中のごはんも見えてましたが、それが良いそうです。
カツレツなど、日本の洋食がメニューにあるので、文明開化の味を堪能するのにもってこいのレストランです。
ちなみに実家の喫茶店では、90才になったお父様が現役で働いているそうです。すごいですね〜。
銀座 煉瓦亭
住所 〒104-0061 東京都中央区銀座3丁目5−16
電話 03-3561-3882
おどろきハンバーグ@渋谷
演出家の宮本さんは、こんなのアリ? ナルホド! と言ったビックリな演出がお好きなそうです。
でも、ここのお店はビックリなだけではなく、高級ホテルのフレンチで修行を積んだシェフが手間暇をかけて作ってくれる、お味最高のお料理です。
ハンバーグの前に、「鎌倉野菜を使ったサラダ」を頼むそうですが、こちらが「わさび菜」がこんもりと盛り付けられていますが、その下にはなんとカルパッチョが!
しかもこのカルパッチョに使われているドレッシングは、「フレンチ+ザーサイ」という一風変わってるようだが味のバランスが良い一品だそうです。
そして、おどろきのハンバーグとは?
牛と豚の合い挽き肉のハンバーグを数回に渡って焼き、その上に「ソースモルネー」(ベシャメルソースに卵黄を合わせたもの)と「チーズ」を載せ、オーブンで焼き、最後にバーナーで炙ったものです。
そして切り分けると、なんと中には、
フォアグラ〜!
さすがフレンチ!
肉汁あふれるハンバーグにフォアグラとくりゃ、もう、最強のタッグ!
俺のハンバーグ シュシュ渡辺
住所 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3丁目18−5 和田ビル
電話 03-6914-2941
三島由紀夫、最後のディナー
お次に紹介するのは、新橋のお鍋。
なんとここは、三島由紀夫が割腹自殺する前夜に食べた料理だそうです。
宮本さん曰く「武士の味がする」とのこと。
まぁ、三島由紀夫さんからインスパイアされたお鍋であれば、そんな気もしてしまうでしょう。。。
が、見た感じはめっちゃ美味しそうでしたよ!
デキるビジネスマンの鍋! とか「一流の味」って感じかなぁ、むしろ。
鍋は鶏鍋でソップ炊きという、鶏ガラスープで調理する鍋だそうです。(ここの末げんでは鶏がらスープのみ使用)
具は、軍鶏(しゃも)、合鴨、つくね、もも、むね、レバー、ハツ、砂肝、それに大胆にカットされたネギや肉厚のしいたけが入ります。
それを、なんと、タレに特徴が!
大根おろし+粉山椒+しょうゆ
だけで食べるそうです! たしかにココで「お・と・こ」を感じますなぁ。
新橋 末げん
住所 〒105-0004 東京都港区新橋2−15−7 Sプラザ弥生
電話 03-3591-6214
さて、最後のレストランは沖縄です
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美しすぎる麺 by サーファー
なんのこっちゃいな? という感じですが、映像を見たら確かに美しかったです。
麺だけでなく、すべての料理が芸術作品のようでした。
でも、店主はなんとサーファーだそうです。
しかも、端正な面持ちの
イケメン(どきっ)
この店主がいうに、ここは「器のお店」だそうです。
というのも、器を見せるために料理を提供しており、その器の多くは、沖縄を代表する陶芸家「大嶺實清(おおみねじっせい)」さんの作品だそうです。
レストランの外観も古民家風であり、出される料理は「沖縄会席料理」。
コース料理の最初に出て来るのは、「島野菜寿司」
もちろんお皿もアートながら、お寿司も繊細なアート以外の何ものでもない感じ。
ミミグイ(きくらげ)、クワンソウ、ハンダマ(水前寺菜)、島らっきょう、黒にんじん、の5品です。
店主の金城さんは、「素材、土地の恵みを一番に伝えたい」をモットーに料理してるので、基本的にはすべて沖縄で採れた地ものを使ってるそうです。
次に「炙りソーキ」
ソーキそばが有名ですが、そばの上に乗ってるソーキ(角煮)が、これまた「生け花」みたいな出で立ちでサーブされます。
箸を入れるとスッと切れる柔らかく煮た角煮、大好物です。
そして、最後が美しい麺。
大きなお丼に、赤ちゃんの握りこぶしほどの麺、温泉まんじゅうくらい、いやもうちょっと大きかったような、サイズ感をどう表現したら良いものか、
麺の上に金粉、そして黄金色のスープ
透き通ったスープはカツオ出汁、麺は米粉で作った店主のオリジナル、金粉もヒラっとかかり、なんともアートこの上ない作品です。
これを食べる気持ちって、本当に、
贅沢
の一言に尽きるでしょう。
風庵
住所 沖縄県島尻郡八重瀬町友寄108
電話 098-996-0020
お・ま・け
出演者の菊池亜美さんの御用達!
麻布十番の「十番右京」
ここの「トリュフ卵かけごはん」が最高に美味しいそうです。
芸能人には有名な話のようですが、トリュフ好きな方、ぜひ一度お試しください。
十番右京
住所 〒106-0045 東京都港区麻布十番2丁目6−3
電話 03-6804-6646
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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