
12019 / Pixabay
ボヘミアン・ラプソディ(映画)フレディの歌
映画中のフレディの歌は、
・ラミ・マレックの声
・フレディの声
・カナダ人歌手「マーク・マーテル」さん
音源のある所は、フレディ、その他は上記3つの声を合わせたり、マークさんの声だけ使ったりしたそうです。
マーク・マーテルさんとは?
カナダのクリスチャンロックミュージシャンだそうです。
2011年に、クイーンのドラマー「ロジャー・テイラー」が主催した「クイーン・エクストラバガンザ」の北米ツアー「フレディ」オーディションで見事マークさんが選ばれたとのこと。
なので、マークさんは、ロジャーもブライアン・メイもお墨付きの「フレディの歌声」そっくりさんだそうです。
まさか、コンサートにも出演して、映画の吹き替えもやるなんて、本人もビックリしてるのではないでしょうか?
ちなみに、こちらがそのオーディションビデオです。
アダム・ランバートもフレディ役でコンサートに
アメリカン・アイドルで「クイーン」の歌を熱唱し、デビューしたアダム・ランバート。
彼も、クイーンのコンサートツアーに、クイーン+アダムという名目で参加してます。
彼は、フレディそのものというより、アダムの歌う素晴らしいフレディって感じですね。
ライブ・エイドの撮影は、なんと撮影初日に?!
映画の最後、13分ほどでしょうか、ライブ・エイドのシーンがあります。
ラミ・マレックがフレディそっくり!!!
振り付け師による振り付け、ムーブメントコーチによる「フレディの動きのクセ」など、徹底的にたたきこまれ、それを見事再現してるラミ・マレックに脱帽でした。
しかも、この撮影、クランクインして撮影初日に撮られたそう。
撮影とともにフレディになったのではなく、最初っから完成したフレディとして始まったのですね。
でも、ラミ・マレックが途中で、谷村新司さんに似てたり、プリンスっぽくなってたり、前歯が強調されすぎてたりしてて、たまに集中力をそがれるシーンもいくつかありました(笑)。
あくまでも、個人的な感想ですけれど。
ラミ・マレックとルーシー・ボイントンがラブラブ?
主演2人が付き合うなんて、よくあること。
でも、
ラミが、1981年生まれ
ルーシーが、1994年生まれ
なんと、13才も違うんですね。
ちなみに、ルーシーは子役出身とのこと。
彼女の演技、とても、繊細で分かりやすかったですよね。
末永く、お幸せに。
監督ブライアン・シンガーはなぜ解雇されたか?
撮影が2017年9月から始まり、11月のサンクスギビングが過ぎ、12月になっても撮影現場に現れなかったシンガー。
ブライアン・シンガーが撮影に来なくなるのは、過去にも何度かあったため、ボヘミアン・ラプソディの撮影前に「来なくなったら解雇します」という契約書を書かされてたそう。
理由は「パートナーの健康状態が悪くなった」とのことですが、
同時期にセクハラ騒動で「ミートゥー運動」真っ只中、シンガーは、セクハラ当時17才だった俳優から告発されており、否定はしているものの、世間には顔を出さず、また母校の南カリフォルニア大学のプログラムから名前を消されたりしていました。
シンガーが解雇された後は、2013年に監督としてオファーされてたデクスター・フレッチャーが続投。
しかしながら、映画の監督名は「監督ギルド」が独占的に決めるのですが、結局ブライアン・シンガーに決定しました。
たしかに、映画の途中で撮影の感じが変わるのですが、シンガーが撮影した部分(全体の2/3)の方がシンガーが作り込んで撮影したこだわりが端々に見れました。才能あるのに、もったいない・・・。
ラミ・マレックと揉める?
また、シンガー監督は、撮影中も遅刻をしてきては、主役のラミ・マレックとかなり激しく対立していたそう。
それも解雇の原因になってるようです。
フレディの最期
1991年11月24日 フレディは亡くなりました。
ブライアン・メイが亡くなる前に御見舞に行った時、
足の先が壊疽で真っ黒になってたそうです。
「こんなもの見せて動揺させちゃったね」とフレディ。
「(その黒い足)で動揺なんてしてないさ。
ただ、君がこんなに痛みに耐えてきたか知って動揺してるよ」とブライアン。
当時、エイズになったら免疫が落ちるせいで、
あらゆる病気や細菌が身体を蝕み、
見た目(皮膚感染、肉腫などで)が相当変化してしまったと言います。
まとめ
ボヘミアン・ラプソディは、2010年から制作がはじまり、
フレディ役
サシャ・バロン・コーヘン降板
ベン・ウィショー降板
ラミ・マレック決定
監督
デクスター・フレッチャー降板
ブライアン・シンガー途中解雇
デクスター・フレッチャー続投
といろいろなドラマがありましたが、最終的には素晴らしい映画が完成し、
制作費50億円のところ、その10倍の500億円まで興行成績が伸びています。
この作品は、テレビより劇場で見る方が迫力があって良いと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
スポンサーリンク