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バネなし入れ歯でラクラク
入れ歯って保険が効くものだと、バネがついていて、バネ接触部分の健康な歯を削らなくてはならなかったりして、
・見た目が悪く
・健康な歯を傷つける
この2点が嫌で、ノンクラスプデンチャーを探していました。
ただ、このノンクラスプデンチャーは保険がきかないので、結構なお値段がします。
そこで、いろいろ調べてみたら、なんとオンラインで作れるようです。
値段は、
・歯医者で言われた金額:$1,000
・オンライン:$260
私は奥歯を1本欠損しているため「ミニ」という1本用タイプを作りましたが、結構な本数が必要でも$280。
めちゃくちゃ安いじゃないですか。。。
でも、まぁ、不安はありましたが、なかなか評価が高いので、思い切って作ってみました。
ちなみに、私が作ったのは、バルプラストです。
制作手順はこんな感じ
1.オンラインで申し込む
2.歯型を作るための粘土(?)が送られてくる
3.歯型を取る →ユーチューブに参考動画がたくさんあります
4.歯型を送り返す
5.10日くらいで、入れ歯が届く
オンラインの申し込み自体は、特段難しくはないと思います。
問題は、歯型。
歯医者でやったことはあるけれど、自分でやったことないですからね。
まぁ、良い経験です(笑)。
この動画、英語の字幕が付いていますので、ご参考に。
歯型の作り方
まず、オンラインでオーダーすると、
下の写真のような、
CatalystとBaseと書いてある
・2種類の粘土(?)
・口の中に入れる型
が入っています。
この2種類の粘土は、白と青です。
※色は、青→黄色、赤だったり、会社によって違います。
↓ とりだした後の写真ですが、Catalystが白で、Baseが青ですね。
あと、型を取る前に確認なのですが、
歯型を口に入れて大きさが十分あるか確認してください!
最初送られてきた型は、私には小さすぎて歯が型に当ってしまいました。
型よりも5ミリ程度、内側にすべての歯が入るか確認すると良いと思います。
(5ミリが適切かは分かりませんが、少なくとも粘土の型にすべての歯の外側、内側が残るようにしてください)
また、奥歯も全部、まるごと入るかどうか、確認してください。
会社によっては、注意書きが書いてあると思います。
2種類の粘土を45秒以内で色を均一にする
これが一番大変かも。
まず、混ぜる前に手を洗いましょう。
手を洗ったら、Catalyst(白)とBase(青)を45秒以内で色が均一になるように混ぜます。
最初は白と青のマーブルですが、捏ね上げて水色にします。
粘土を型に入れて手で歯に押し当てるまで90秒
こねた粘土を棒状にして型の内側に入れて、手でゆっくりと歯全体が粘土に埋まるよう押し当てます。
この作業は、90秒以内に終わらせてください。
押し当てたら3分動かさない(動かせない)
ちょっとつらいですが、3分は我慢しましょう。
ここで動かしてしまうと、正確な歯型が取れません。
お金を無駄にしないためにも我慢しましょう。
ちなみに私は4分くらい待ちました。
型から歯を外しましょう
待ちすぎたためもあるかも知れませんが、ここでちょっとしたアクシデント。
歯型が歯から取れない(笑)。
引っ張りすぎて、歯が取れるかと焦りました。
どうしても取れないので、自分の部分入れ歯エリアと関係なさそうなエリアに爪を当て、とりあえず空気を含ませ密着状態から開放し、なんとか取り出すことができました。
型に粘土が付いたまま送ります
上と下、2つとも型が取れたら、送られてきた箱に入れて返送します。
かみ合わせが重要なので、上下、両方送る必要があります。
ここまで終わったら、あとは待つのみ。
英語ですが、説明書を載せておきます。
送られてきた部分入れ歯はこちら
10日ほど待って、送られてきました。
このように歯型にくっついた状態で送られてきました。
(上の歯の石膏歯型も送られてきます)
ちょっとピンぼけしてますが、入れ歯自体はこんな感じ。
今ではジャストフィットだけど・・・
実は、最初入れたとき、かなり痛みを感じました。
インターネットで調べてみると、
最初は痛いことがあるが、時間と共に慣れます
とのことでした。
私は、2〜3週間は痛かったので、最初は10分、次は30分、1時間、と時間をちょっとずつ長くしていきました。
1時間大丈夫な時点で、半日ほど大丈夫になりました。
今はまったく痛みを感じることなく、本当にフィットしていて快適です。
アメリカでの入れ歯オンラインショップ体験でした。
国際送料をお支払すれば、日本に送ってくれるかも知れません。
ちなみに、私はここのお店にしました。
※あくまでも私の体験なので、売買および入れ歯等々のトラブルには一切の責任を負わないことをご了承ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。